生命保険以外は何がある??
みなさん こんにちは。
ハインです。
本日は 保険全般 のコラムです。
実は保険って
生命保険と損害保険以外も
第3分野の保険もあるようです!
〈 3つの分野 〉
保険の分野は3つの分野があります。
・第1分野
生命保険会社が取り扱う「生命保険」となります。
人の生存または死亡に関連して支払われる保険で
その中に
定期保険
養老保険があります。
・第2分野
損害保険会社が取り扱う「損害保険」となります。
偶発的な事故や災害によって
生じた損害に対して支払われる保険で
火災保険
賠償責任保険
海上保険が代表格です。
・第3分野
第1分野(生命保険)と第2分野(損害保険)の
どっちにも属さない保険となります。
病気やケガ、介護といった不測の事態を保障する保険がこれにあたります。
ちなみに、第3分野は
生命保険会社でも損害保険会社でも取り扱いがあります。
〈 そもそも保険の歴史は? 〉
最初の「仲間同士の助け合い組織」は
中世ヨーロッパの諸都市で発達した
『 ギルド 』という同業組合です。
ギルドは、組合員に一定の組合費を納めてもらい
積み立てを初めました。
積立金は、仲間の葬式代や遺族の生活保障
病気や事業の失敗の救済といった不測の事態のためにも使われました。
そもそも、ギルドが生命保険の始まりであるといわれることも。
その後、17世紀終盤、イギリスのセントポール寺院で
『 香典前払い組合 』が誕生しました。
この制度は、セントポール寺院の牧師全員で組合を作って
毎月一定の金額を払い込んでおき
その資金で組合員(牧師)の死に備えるというものです。
また、1706年には、健康状態、年齢に関係なく
一定の掛け金を集めて
その年の死亡者に公平に分配する
『 アミカブル(親愛な)・ソサエティー 』という組合が
イギリスで誕生しました。
さて、香典前払い組合は
掛け金を払い込んだ年月に関係なく
受け取る金額を同額にしたため
長く掛け金を払い続けなければならない若い牧師が
不公平感から次々と組合を抜けて
老齢の牧師ばかりとなって
10年ぐらいでなくなってしまいました。
一方、アミカブル・ソサエティーは
年による死亡者数の違いで
遺族がもらえる金額が異なるという不公平が判明し
ここでも若い人の加入が減少。
そのため老齢の加入が増加する状況になりました。
そこでその対策として
加入資格を、「健康で、12歳~45歳までの者」と定めて
死ぬ率の高い老齢の方は入会できない制限が設けられました。
でも、この加入制限に科学的な根拠はなかったのです。
〈 まとめ 〉
今回の記事はいかがでしたか?
保険の世界も調べると奥深いですね!
今後も 経営 や 金融 に有益な情報を発信していくので、
よろしくお願いします。