第三分野保険とはなにか??

みなさん こんにちは。

ハインです。

本日は 第三分野保険 のコラムです。

 

生保、損保と保険のことをお伝えしましたが

第三分野保険もあるようです。

 

詳しく見ていきましょう!

 

〈 役割や歴史は? 〉

第三分野保険の役割

第三分野の保険は

生命保険(第一分野)と損害保険(第二分野)だけでは

カバーしきれないニーズを補完する役割があって

また公的医療保険制度(国が提供している高額医療費制度などの医療保険)で

不足する部分をサポートする役割をしています。

 

その分、自由に各々にあったものを選べるように

非常に多くの商品や特約が存在して

一般消費者にとっては非常に難解な内容であるとも言えます。

 

第三分野保険の歴史的背景

医療技術の高度化と入院日数の短期化に伴って

からだへの負担が少ない治療が増加し

それに伴って入院が短期で終わる場合が増えてきました。

 

医療制度上では、

長期の入院は医療点数が下げられる傾向があるのも

入院の短期化の大きな原因の1つと言われています。

 

はるか昔の医療保険

20 日間以上の入院しか対象にならない商品がトレンドでしたが

2010 年頃までには日帰り入院から保障する商品が

トレンドへと変化してきました。

 

医療技術の高度化に伴って

昔なら助からなかったかもしれない命が助かるように。

これは素晴らしいことなのですが

反対に、半身不随・まひやいろいろな障害を残しての

長期入院または自宅療養が増えたことも事実であります。

 

脳梗塞認知症などに関してはリハビリを含めて

1,000日を超える入院となることもあり入院が長引き

それを支える家族の経済的な負担を増加させる結果にも

つながっています。

 

まさに医療保険の給付期間の短期化とは逆行する問題です。

 

これらの問題を解決する方法は

昨今では就労不能障害保険や特定の病気で

まとまった一時金がもらえる保険など

長期療養時の医療費や収入を補てんするための

新しい保障が充実しています。

 

また本来の

保険会社が独自に設定していた会社所定の給付要件

(88種など)であった手術の種類が

非常に難解で給付金不払いなどの温床になっていると指摘されました。

 

「保険金の不払い問題」は社会的に大きな問題となったのですが

第三分野については、より悪質であった事に。

〈 種類は? 〉

医療保険

病気やケガによる入院・手術といった損害は保障する保険の総称を指します。

 

入院した時に、入院 1 日につき 5 千円・ 1 万円といった入院給付金や

手術を受けた場合、手術の種類で手術給付金として所定の

一時金が支払われるものが基本です。

 

以前は 4 日や 7 日といった免責期間がある商品がトレンドでしたが

最近では 1 泊 2 日や日帰り入院をも

保障されるタイプのものが人気を博しています。

 

また、入院日数で給付金受取額が決まるのではなく

病名によって給付金額が決定するものも発売されていて

医療保険の種類は加速度的に豊富になってきています。

 

ガン保険

日本人の死亡原因の第 1 位のガンのみに保障を絞って

ガンになった場合を手厚く保障する商品となります。

 

ガンと診断された際に診断一時金

ガンによる入院・手術、通院もしくは

退院時に各々に給付金が支払われるというのが一般的です。

 

しかし、ガン保険の入院給付金は

医療保険や疾病入院特約と異なって日数的な制限がありません。

 

なお、責任開始日から保障が始まるまで一定の待ち期間

(一般的には90日)があって

その間にガンを発症しても保障されません。

 

ガン保険がんほけん日本人の死亡原因の

第一位であるガンのみに保障を絞って

ガンになった際に手厚く保障する商品です。

 

介護保険

寝たきりや痴呆といった所定の要介護状態に該当して

その状態が一定期間(基本的には180日以上)継続した際に

一時金や年金などが受け取れる保険となります。

 

死亡した際にも死亡給付金を受け取れますが基本的には小額です。

要介護状態にならずにあらかじめ決められた時期に生存していた場合は

健康祝い金を受け取れるもの。

〈 まとめ 〉

今回の記事はいかがでしたか?

 

保険の進化も続いていますね♬

 

今後も 経営 や 金融 に有益な情報を発信していくので、

よろしくお願いします。